それは突然に
里帰り先の病院の先生からお昼頃に電話がありました。
前回の検診で、無痛分娩ができるかの検査をしていたのですが…。
前回の血液検査の結果に異常が出たので、説明します。
調子が悪いとか、高血圧の症状とかないですか?
(そもそも高血圧の症状が分からんが)多分ないと思うんですけど・・・
そうですか。
明日説明するので、来てください。
そういえば…。
あ、最近頭痛と吐き気とやたら喉が乾いてたな・・・。
一応言っておくかということで、病院に電話しました。
そうしたら、明日でなく「今から来れますか?」ということで、すぐに病院へ。
受付後、尿検査と再度血液検査をしました。
結果
前回の検診時の検査も、今日の検査でも肝臓の数値が異常です。
うちでは診れない(出産できない)ので、大きい病院に紹介状書きますね。
救急外来へ行ってください。
えらいことになってしまったぞ…。
というわけで、大病院へ
受付を済ませてもろもろ検査。
やっぱり肝臓の数値が高く、さらに血圧も高いと診断されました。
原因は?
頭痛・吐き気・喉の乾きのほか、前回の検診の前の週辺りから風邪をひいていていました。
診断は要約すると
風邪が肝臓に影響を及ぼしているかも。
ただ、はっきり風邪が原因とは断定できないです。
入院して様子を見ましょう。
入院決定
入院の書類や緊急帝王切開の同意書、バースプランやら限度額適用認定証の申請など、ありとあらゆる書類に記入・サインなど一気に済ませて準備しました。
母(と父)に娘を託し、入院の準備をしてもらいつつ、夫に連絡など諸々済ませました。
トイレ以外安静に
血圧が高いため、まずは安静に。
お風呂も入ってなかったかも。
本来、食事は食堂に食べに行くのですが、部屋まで配膳してもらいました。
そのくらい絶対安静でした。
食事で様子見
タンパク質を調整した食事で様子見です。
なぜタンパク質を調整した食事かと言うと、タンパク質を取りすぎると肝臓に負担がかかるということだと思われます。
肝臓の主な働きは3つあります。1つ目は、私たちの体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵、2つ目は、有害物質の解毒・分解、それと3つ目が、食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌です。
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/liver-cirrhosis-nutritional-therapy/liver-roles/
通常食のサラダにハムがあったら、そのハムが無くて、野菜だけと言うように副菜からタンパク質が除去されていました。とても寂しいサラダでした笑
【注】主菜のタンパク質はありました。
経過について
肝臓の数値は微妙に改善、血圧も多少下がってきました。
例えば、ASTは標準が50もないくらいが、入院当日は600近くまであり、それが3日くらいで450くらいまで下がったものの、もう大丈夫!と言う数値には程遠く…。
ATS、ALT
健康な方の血液中にもみられますが、肝臓に障害が起こって肝細胞が壊れると、血液中に流れる量が増えるため、値が上昇します。
http://www.kanen-net.info/kanennet/knowledge/inspection01
が、その肝臓の数値の影響で、血液凝固の物質の値がみるみる落ちてきてしまいました。
このままでは危険と言われる
改善しないですね。このままだと母体、胎児ともに負担になってしまいます。
また、血液凝固の物質が減るということは出血が止まらなくなる可能性もあります。
本当は37週になってから産みたかったけど、もう36週ですでに赤ちゃんは降りてきているし、促進剤を投与して、自然分娩で産むようにしましょう。
ええええっ??
心の準備が…と思ったけど腹をくくるしかない!
この異常値も産めば治る可能性が高いです。
基本は経膣(通常)分娩で、急に血圧が上がりすぎるなど異常が出た場合は緊急帝王切開に切り替えます。
赤ちゃんはNICU(新生児集中治療室)に行きます。
出産に向けて
前日
刺激を与えて生まれやすくするため、子宮口をグリグリ。
これが本当に痛くって。恨みでもあるのか??ってくらいグリグリします。
もちろん恨まれてないですよ笑
点滴で血液凝固物質を補給し、大量出血に備えます。
当日
陣痛の促進剤を点滴で投入し、陣痛を人工的に起こします(点滴誘発分娩)。
陣痛が弱い場合は翌日も。ただ、第一子の記録を考慮するとすぐに陣痛がくるのではと言う見立てでした。
出産
待て次回!
先に感想をいうと・・・めっちゃ痛かった!!!!!
続きはこちら↓
コメント